農林業の振興はもとより、地場産業の振興・人材育成に力を注ぎ、拠点都市としての地域の利点を活かした企業誘致を図り、地域の活力・雇用の創出に努めます。また、津山和牛の創出に尽力してまいりましたが、今後はさらなる発展と普及を目指します。そして、農畜産連携や集落営農、農業法人の育成などに力を入れ、耕作放棄地の解消とふるさとの農地の再生するとともに、津山産のブランド化を図り、農家の所得向上に努めます。

津山一岡山間空港道路の早期実現を図り、津山岡山間の短縮を図るとともに、JR津山一岡山間の高速化に力を注ぎます。また、市民の足である因美線、姫新線の存続を訴えます。「第六次総合計画」に向け、第五次総合計画の積み残しを整理し、新たなる計画を立てます。特に、人口減少社会のなかで若者の移住定住のため、思い切った定住対策を立て、農林業や産業、地域づくりの後継者対策を推し進めるなど、街中活性化や過疎地域の自立に向けた取り組みを計画に盛り込み、安全安心と活力のある町にします。また、少子化対策として幼少期から高校卒業までの学費、保育料、医療費、給食など他市に先駆け出来るだけ負担を少なくする努力を致します。

温暖化に伴う気候変動により「西日本豪雨災害」など未曽有の大災害が頻発しています。県北においても、「広戸風」に象徴される風害、津山市内でも20年前には水害で多くの床上床下浸水や河川の崩落を経験した過去があります。この経験を活かして、道路河川計画の見直しや豪雨対策を施し、地域防災力の向上に努めます。

日本三大平山城であり堅固な城としても名高い津山城、その「天守閣」復元のための基金作りを提案し、基金を作ります。天守閣をランドマークとすることで、観光振興だけではなく、次世代を担う子供たちに地域の歴史を学んでいただき、郷土津山に対する誇りを醸成します。